借金完済から3ヶ月経過しました。
新たな借金はしていません。
35歳(独身)、年収306万、借金返済中の2019年4月から、老後のことと、お金に苦労しない生活を求めて資産運用を始めました。
タイトルからわかるように、まだ大した金融資産があるわけではありませんが、予定では30年後までに2700万円(老後資金)たまる予定です。
この記事は、実際の数値を公開しているので、
「年収300万円で資産運用ってできるの?」
「いろいろな投資の方法があるけど実際どうなんだろう」
「実際の投資のリスクを見てみたい」
と悩みや不安を持っている人に役立つ記事なっていると思います。
資産記録をつくろうと思ったキッカケ
資産記録を作る目的は、資産状況を把握することはもちろん、
日頃から自分がどの程度の資産を持っているのかを把握することで、節約・倹約につながって、資産の増加に寄与すると考えているからになります。
資産記録の方法は、とってもアナログなんですが、翌月初めにそれぞれの金融機関の資産状況を確認して、スプレッドシートに落として表を作っています。
さて、それではさっそく2021年1月の資産状況を見ていきましょう。
2021年1月の資産状況
資産は、用途に分けて管理しています。
また、それぞれ金融機関を分けています。
用途ごとに金融機関を分けることで、入金の手間はかかりますが、「何のための費用がいくらたまっているか」がはっきりわかるので、管理するのがとっても楽です。
今月の資産状況と資産の割合は次のようになっています。
<資産表>
<ポートフォリオ>
※用途の「①~⑤」は、下の「5つの資産」で説明しています。
2021年1月末の純資産は936,451 円でした。
FXも株も仮想通貨も、先月から順調すぎるほど増えています…
初めての経験なので、ちょっと怖い(笑)
資産推移
資産運用を開始した2019年4月からの資産推移です。
今月は、過去最高利益となりました♪
ただ、利益の半部以上は仮想通貨によるものなので、いつ下がってもおかしくないのかなーと警戒しています。
※「資産①」は、他の資産とは扱いが違うので除いてあります。「資産①」は日々引き出す前提で貯めていますが、「資産②~⑤」は中長期運用になります。
投資の内訳
投資信託(2019年4月~)
3ヶ月連続のプラスです!
コロナ渦でマイナスになっても、コツコツ積み立てていて良かったと実感しています。
ちなみに、運用している101,000円のうち、現金が54,000円、残りの47,000円は楽天ポイントになります。
楽天ポイントを使って投資をできるのが楽天証券の強みなので、これから始められる方は楽天証券をおススメします。
つみたてNISA(2020年3月~)
withコロナの真っただ中に始めたつみたてNISAですが、順調に資産を増やしています。
初めの3ヶ月は投資額5,000円から初めて、6月からは月10,000円に増資しています。
今月で借金返済が終わったので、12月からは33,332円まで増やしました(※年間の運用額の上限が40万と決められているので、月額は最高33,333円)。
FX(2019年11月~)
約1年ぶりにプラスになりました!
コロナ前までは年利10%の勢いだったんですが、コロナ後大きく減少していました。
FXでは、短期運用ではなく長期運用でのスワップポイントによる利益を狙っているので、基本は購入しっぱなしで放置していますが、ロスカット(損切)の心配があったので、3月に30,000円増資しています。
借金完済から2ヶ月が経って、少し落ち着いてきたので、来月はFXの投資額を少し増やしてみようかなーと思っています。
仮想通貨(2019年6月~)
仮想通貨は、今持っている金融商品の中で一番変動が大きいですね。
まさにハイリスクハイリターン。
リスク分散を考えて、BTC、ETH、XRPの3種類の仮想通貨を保有しています。
3月、4月に購入していたら、今頃もっと儲かっていたのに…(笑)
5つの資産
分類 | 現在 | 目標 | 進捗 | 期限 | 手法 | |
① | 日常 | 14.0 | 25 | 56.0% | 2021年 | 自宅引き出し |
② | 緊急 | 4.0 | 150 | 2.6% | 2022年 | 自宅引き出し |
③ | イベント | 27.9 | 250 | 11.3% | 2023年 | 銀行(あおぞら) |
④ | 老後資金 | 27.7 | 2700 | 1.0% | 2050年 | 投資信託(楽天) つみたてNISA(楽天) |
⑤ | その他 | 20.0 | ー | ー | ー | FX(SBI) 仮想通貨(GMO) |
今回、資産運用記録をつけるにあたって、「何のため」に「どのくらい」の資産を保有するかをざっくりと考えてみたのが、上の表になります。
この記事の最初でも書きましたが、用途ごとに金融機関を変えて管理しています。
それぞれの用途は次のようになっています。
①日常用
ふだん使うためのお金の予備費。
急な旅行や出費などがあったときのための費用で、給料1ヶ月分を目安としました。
②緊急用
今回の新型コロナウイルスの件を受けて、ある程度の貯金はしておかなきゃいけないと思いました。
病気やケガ、そして自然災害に、社会経済状況の変化や国際情勢の変化。
いつ、どこで、何かあったとしても、ある程度は生活できるように、給料半年分の生活費を緊急用(生活防衛資金)として、保有しておきたいと考えています。
③イベント
これからきっとあるであろう結婚や出産などの費用がこれにあたります。
こういったお金は今までは、まったく貯めてきませんでしたが、いつ、どこでステキな出会いがあってもいいように、ある程度のお金をためておこうと思います。
④老後資金
文字通り、老後のための貯金です。
昨年話題になった2000万円問題をうけ、65歳までに2700万円貯める予定です。
なぜ、2000万円ではなく2700万円かというと、
ディズニーランドの料金にせよ、カップラーメンの値段にせよ、モノの値段は年々増加傾向にあります。
物価上昇指数を1%と仮定すると、30年で物価は約1.35倍になります。
これを加味すると、自分が65歳になるときには、2000×1.35=2700万円が必要になると試算しました。
⑤その他
現段階では、資産に加味しない金融商品です。
投資信託や現金以外の金融資産も持っていた方がいいかなと思い始めて見ましたが、値の変動が大きすぎて、資産として考えるにはリスクが高すぎると思っています。
そのうち、資産として運用していく可能性もあるかもしれませんが、その時までは「その他」としてこのまま見守ろうと思っています。
投資を始めたキッカケ
僕が投資信託を始めたキッカケは 「はじめての人のための3000円投資生活(横山光昭著)」 になります。
投資を初めて良かったこと、そして一番大きく変わったことは「お金について考えるようになった」ことになります。
将来のこと、そして今の自分の生活のこと、普段なかなか考えることはなかったんですが、こういったことを考えるキッカケを与えてくれました。
ちょっと大げさかもしれませんが、投資を始めて半年後から借金返済を本格的に始めたので、今こうして借金を完済できているのも、投資を始めたことが影響しているかもしれません。
あとがき
月々の資産状況を把握するために記録をつけることにして、7ヶ月経過しました(2020年7月~)。
資産の増減に一喜一憂することはありますが、基本そこまで気にしていません。
預貯金以外の資産運用は、増えるときもあれば、減るときもあるので。
自分は、老後資金という位置づけで資産運用をしているので、30年後を見据えて、毎月コツコツとのんびりと投資をしていきたいと思っています。