【体験談】『はじめての人のための3000円投資生活』をやってみた

【体験談】「はじめての人の3000円投資生活」をやってみた 投資信託
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借金返済のかたわら、2019年4月から投資を始めたTakenokoです。

この記事では、

  • 投資を始めようかどうか迷っている人
  • 実際に投資をしてみた体験談を知りたい人

に向けて、投資未経験者が「はじめての人のための3000円投資生活(横山光昭著)」を読みながら、実際に「投資」をやってみて気づいたことついて書いています。

投資を始めて半年、今のところ一番大きな成果としては、お金について考えるようになったことと、日々の支出や生活自体を見直すキッカケになります。

僕は今までは具体的な目標がない限りは節約や貯金ができないタイプでしたが、毎月積み立てをするために節約したり、将来のお金のことを考えられるようになったり、自分でもビックリしています。

本との出会い

この本とはドラマチックな出会いが…

なんてそんなことはありません(笑)

いつも行く本屋でたまたま目についたのがキッカケです。

昔から投資には興味があったんですが、「投資は怖い」っていうイメージがあったり、「お金に余裕ない」ってのがあって、なかなか最初の一歩を踏み出すことができませんでした。

それがこの本の3000円という文字に目に入り、この金額だったら今の自分でもできそうと思ったのがキッカケになります。

借金返済中の自分がお金に苦労していないということではありませんが、老後の自分の生活と今の自分の生活を考えたときに、「今の3000円」と「老後の3000円+α」では、後者の方が大事だなと思ったので、この本を片手にとりあえず始めてみることにしました。

投資家デビュー

証券会社で口座を作り、入金し、いざ投資開始。

なんでも鵜呑みにするのはよくないと思うんですが、証券会社も銘柄もとりあえず、本でオススメされている商品の中から選びました。

どれが一番いい銘柄なんて投資未経験の自分にはわからないし、身近でアドバイスをしてくれそうな人もいなかったので、とりあえず本でオススメをされているものの中から選ぶことに。

失敗しないためにはしっかりと勉強したらいいと思いますが、それだといつまでたっても始められません。

まずは「はじめてみる」ことが大事だと思ったので、ある程度リスクについて学んだ上で、この本でオススメの銘柄を買うことにしました。

証券会社は普段、楽天市場を利用することがあったので、楽天証券にしました。

楽天証券を使う最大のメリットは楽天のポイントで投資ができること!

普段から楽天のサービスを使ってる人であれば、投資にポイントを利用できるのはもちろん、「楽天お買い物マラソン」などでメリットもあるのでオススメです。

投資信託で商品を購入するときに、「スポット(一度きり)」か「積立(繰り返し)」を選ぶことができます。この本では積立を勧めていたのですが、自分はスポットで購入することにしました。

積立の方が手間はなくていいと思うのですが、「投資」をしている実感を味わいたいという理由で、しばらくは積立にするのはやめて、毎月月初めに商品を購入する方法にしていました(今はスポットと積立を併用しています。※2021年12月)。

お金について考えるキッカケ

投資信託は老後のための資産としての位置づけなので、短期的な損益に関してはあまり気にしていません。

それでも、はじめたばかりの頃は頻繁に口座をチェックして、資産が減った時はちょっと凹んだりすることもありました。

運用益としては一応5%くらいを想定しているので、1年後にそれくらい増えていたらいいなーと思っています。

投資を初めて数ヶ月、資産としては全く増えていないと言ってもいいくらいですが、一番大きな成果としては「お金について考えるキッカケができた」ということです。

3000円というお金を捻出するため、1円でも多く投資にお金を回すために、普段の家計の支出について考えるようなりました。

具体的な変化としては、過去何度かチャンレンジしては続かず失敗してきた家計簿をしっかり付けられるようになったり、食費の見直しのため自炊するようになったりと、普段の生活の中で「節約」を意識する機会がふえました。

さらに、このタイミングで、いわゆる「老後2000万円問題」が世間で話題となったこともあり、将来の年金の受給額や生命保険についても考えることができました

運用計画とこれから

計算してみると、このまま毎月3,000円を30年間ためても200万円にもなりません(利回り5%で計算)。

これが銀行預金だったら108万にしかならないので、銀行預金と比べたら倍くらい資産が変わってくるわけですが老後の資産と呼ぶには少し乏しさを感じてしまいます。

ということで、年が変わるごとに毎月の投資額を1000円ずつ増やしていくとどうなるかシミュレーションしてみました。

2,020年は毎月4,000円、2021年は毎月5,000円こんな感じで増やしていくと、30年後には950万円
になります!

これくらいは資産として持っておきたいなーと思うので、毎月この計画通りに投資できるように頑張っていきたいと思います。

本文中でも、横山さんは「3000円投資はキッカケ」だと言っているので、自分に合った投資の仕方を模索しながら投資家としての生活を続けていきたいと思います。

投資を始めたからと言って、すぐにお金の悩みが消えるわけではありませんが、毎月お金に悩みながら、それでもお金が溜まっていく状態を楽しんでいます。

追記:運用報告(2021年3月)

2019年4月から始めた投資信託の2年間の結果を別記事にまとめています。

資産の推移

損益を見てみると、プラスの時もあればマイナスの時もあります。

2年間で運用額は121,800円で、評価損益が28,959円。年利に換算すると、約11%という結果になりました!

コロナの影響で大きく下がった時もありましたが、その後は順調に資産が増えてきています。

ところで、運用している121,800円のうち、現金の入金が69,400円、残りの52,400円分は楽天ポイントを利用しています。

再掲になりますが、楽天証券では楽天ポイントをつかって投資ができます。

楽天証券で口座を開設するとポイントがもらえるので、そのポイントだけで投資を始めることもできます。

反省と合格点

上の表を見れば一目瞭然なんですが、3000円投資なのに、毎月の入金額も投資額もバラバラになっています。

今後はもう少し計画に沿って投資もできたらいいなと思っています。

でも、一番大事な「始めること」そして同じくらい大事な「続けること」これができているので、とりあえずは自分に合格点をあげたいと思っています。

追記:資産状況の公開

資産状況をしっかり把握するために、記録をつけることにしました(2020年7月~)。

最新の資産状況・投資状況はコチラです。


この記事を書いた人

投資をする一般人。もともとはお金が苦手で、貯金も資産もゼロ。借金返済をきっかけにお金について学ぶようになりました。▶先取貯金、つみたてNISA、iDeCo、ポイ活、ふるさと納税。ブログでは儲かったことも損したこともありのままに投資の『リアル』を公開しています。

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